NIPPON Kichi - 日本吉

2007/6/28

北海道神宮例祭 Hokkaido-jinguu-reisai 

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 毎年6月16日、初夏を迎える札幌の街に、万燈(まんど)のお囃子を先頭に猿田彦・勤王隊がくり出す。「札幌祭り」である。みこし4基と山車8台が市内を練り歩き、古式ゆかしい平安絵巻を繰り広げる。渡御の列は1キロにもおよび、参加者は総勢1200人以上にも上るという。
 北海道神宮の前身は、札幌神社である。明治二年、明治天皇の詔(みことのり)により北海道の開拓・発展の守護神として、東京で「北海道鎮座神祭」が斎行され、大国魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)の三柱の神々が鎮斎(ちんさい)され、函館を経て札幌へと移されたのが始まり。明治四年に社殿が完成し、正式に「札幌神社」と社名が決まったが、昭和三九年に明治天皇が増祀(ぞうし)された折、社名も「北海道神宮」と改称された。
 前述の経緯から、北海道神宮の例祭は当初より「札幌祭り」と呼ばれ親しまれており、毎年、6月14日の宵宮祭を皮切りに16日まで開催されている。

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住所
064-8505 北海道札幌市中央区宮ケ丘
名前
北海道神宮例祭




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