NIPPON Kichi - 日本吉

2007/11/28

石峯寺 三重塔 Shakubu-ji 

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 神戸市北区淡河(おうご)にある石峯寺(しゃくぶじ)は、真言宗の寺院で、延命地蔵尊を本尊とする。
 白雉二(651)年、インド僧・法道仙人の開基とされ、孝徳天皇の勅願寺として建立された。その後、天平一九(747)年には行基によって薬師堂が、また弘仁一四(823)年には嵯峨天皇によって三重塔が建立されたといわれる。
 三重塔は24・41mの高さを誇り、兵庫県下で一、二を争う。現在の塔は、兵火による焼失のため室町時代に再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。
 第一層の高さに比べて第二層、第三層の軒の高さが著しく低いのが特徴で、安定感は抜群である。また、相輪は輪の大きさが上に行くほど小さくなり、塔を高く見せる工夫も施してある。
 内部には四天柱と来迎柱があり、須弥壇が設けられ大日如来が安置されている。雪化粧した塔は朱と白のコントラストが映えて特に美しい。

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住所
651-1621 兵庫県神戸市北区淡河町神影110-1
名前
石峯寺
電話
078-958-0910




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