NIPPON Kichi - 日本吉

記事数2件: 1~2 件表示          

2007/9/14


村山明(人間国宝) Murayama Akira 

Jp

 昭和一九(1944)年、兵庫県生まれ。木工芸作家。
 京都市立美術大学の彫刻科を卒業後、木工芸家である人間国宝黒田辰秋に師事、木を刳(く)り貫いて造る刳物(くりもの)を主として活動していく。
 昭和四五(1970)年には日本伝統工芸展にて「欅拭漆懸籠付文庫(けやきふきうるしがけかごつきぶんこ)」が朝日新聞社賞を受賞。平成元(1989)年にはロンドンのビクトリア・アルバート王立工芸博物館が「欅拭漆盤」を収蔵、平成一一(1999)年にはパリで開催された「日本の工芸『今』百選展」に出品されるなど、海外での活動も精力的に行っている。
 平成一五(2003)年に木工芸の重要無形文化財保持者に認定、人間国宝となる。
 氏の独創的な技法は円熟期を迎えているが、それでも「あくまで通過点」として、なお遠くの高みを目指して創作を続けている。
 寄り添って木の声を聴きながら造りたいものを探っていく。木からの返答が、氏をさらなる先へといざなっているかのようだ。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/5/11


坂 雅子 Ban masako Masako Ban

Jp En

 アクセサリーデザイナー。坂茂建築設計を経て、グラフィックデザイナーとして活動。2001年、ロンドン滞在中に独学でアクセサリーデザインを始め、帰国後「acrylic」(アクリリック)設立。   2005年には、最初のコレクションがニューヨーク近代美術館MOMAデザインストアに選ばれる。同年、東京にショップ「acrylic」オープン。
 その作品の特徴は、シンプルなデザインに徹し、素材感、仕上げ感を大切にしている点にある。特にアクリルのカットやスポンジの型抜きなど、日本の職人の技術を重視し、日本製にこだわる。今後は、日本の伝統工芸とのコラボレーションシリーズを集中して広げていく予定だ。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数2件: 1~2 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter