NIPPON Kichi - 日本吉

記事数12件: 1~8 件表示     >>     >|  

2007/7/5


阿寺の七滝 Adera-no-nanataki 

Jp

 愛知県新城市にある滝。日本の滝百選に選ばれている。また国の天然記念物にも指定されている。
 天竜奥三河国定公園内にあるこの滝は、巣山高原からの水が絹の姿のように、礫岩の断層崖から流れ落ちるもので、全長は62メートル。階段状に流れ落ちる7段の滝それぞれに滝壺があり、2番目、5番目の滝壺は大きな甌穴(おうけつ)をもち、礫岩にかかる滝としては学術上貴重なものとされている。
 この礫岩を子抱石といい、これを祀ると子どもが授かるという伝説がある。
 滝の中段あたりまで登ることができ、滝の上からも見渡すことができる。
 付近には長篠古戦場や湯谷温泉、赤引温泉などもあり、観光客などで賑わう。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




カシュニの滝 Kasyuni-no-taki Kashuni Waterfall

Jp En

 カシュニの滝は、北海道の斜里町を流れるチャラセナイ川の河口にあり、オホーツク海に落下する滝である。
 「カシュニ」とは、アイヌ語で「狩小屋のあるところ」という意味だそうだ。
 カシュニの滝は、真水が直接海中に落下するため、陸路からは見ることができない。ウトロ港からの遊覧船を利用するのがベストである。知床の山々から流れ出す豊富な水を集め、洞窟越しに直接オホーツク海に落下する様は豪快そのもの。知床連山を背景に、荒々しい断崖の岩肌と木々の緑、白い清流が調和を見せ、見ごたえのある風景を作り出している。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/5/31


土湯杉 Tsuchiu-sugi Tsuchiyu Cedars

Jp En

 山形県最上郡戸沢村にある大木の群生。
 最上峡の左岸山中にそれはある。このあたり一帯は、「山形県立自然公園」に指定されており、ハイキングコースとしても名を知られている。
 天然樹齢1000年を超える「土湯杉」(神代杉)がこのあたり一帯に点在する。確認されているものでは、幹周り17.52メートル、高さ30メートルもの巨木がある。
 「幻想の森」とも呼ばれる、この場所では「日本三大急流」と呼ばれる「最上川」が流れ、その豊な水源が、この森の生命の源となっている。
 冬には周りの木々が雪景色一色となり、川くだりの舟は、絶景の雪見舟となる。
 春には巨木の間からユリツバキが花を咲かせ、人々の心をなごませてくれる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




大美輪の大杉 Ominowa-no-oosugi The Big Cedars of Omiwa

Jp En

 山形県最上郡金山町の田茂沢にある杉の群生地にある巨木。
 もともと伐採を目的として植えられたもの。植林された杉としては日本最大級といわれ、128本もの巨木郡を形成している。
 歴史は江戸時代といわれ、当時から「苗木などを植える制度」があった。
 この「大美輪の大杉」は樹齢230年ほどであり、1764年頃に植林したものと推測されている。
 この地は、冬に降雪が多い地区である。2006年5月、豪雪のため傾いてしまった、樹齢250年の杉6本を公開伐採した。
 その杉の切り口は、大きく圧倒されるものである。6本中2本は、高さ50メートル、直径80センチにもなる巨木が切り倒された。
 250年の歴史を感じさせるものである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/2/22


うへ山の棚田 Uheyama-no-tanada Uheyama Rice Terraces

Jp En

 平成十一(1999)年、「-日本の棚田百選にも選ばれた「うへ山の棚田」。兵庫県美方郡美方町に所在する。棚田とは、山の斜面を利用して作った階段状の田んぼのこと。
 国道482号線から吉滝キャンプ場の標識に従ってすこし進むと、右手が開け、山並みを背景として棚田が開ける。
 うへ山の棚田は、秋がいちばん美しい。稲穂が黄金色になって風にゆれる様は非常に綺麗だという。また初夏には水田に映る山々の景色が美しく、夏には成長した稲がまるで緑の絨毯のように田を覆い、四季折々の景観が楽しめる。
 棚田の景観は、やすらぎを与えてくれる日本人の心の原風景である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/2/16


観音寺川 Kannonji-gawa Kannonji River Cherry Trees

Jp En

 春、観音寺川に沿って約1キロメートル、両脇を165本の桜の樹々で彩られる桜回廊を楽しむ事が出来る。樹齢40〜90年の桜が立ち並び、90年を超えるソメイヨシノの古木もある。雪の残る磐梯山とのコントラストが美しく、もっとも遅い春を満喫出来るのが猪苗代の桜である。5月を迎える頃の花吹雪も見事で、桜の樹々の多さと観音寺川を埋めつくす桜花のはかなさ、雄大な磐梯山や猪苗代湖の風景を堪能しながら散策すれば、春の訪れがそこに感じられる。大山祗神社近くの柳橋から眺めるのがお勧め。また、観音寺では、樹齢約130年、胸高幹周り約2・8メートルの枝垂れ桜も楽しめる。
 4月中旬から下旬には、「さくらまつり」も開催される。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/24


あしつき公園 Ashitsuki-kouen Ashitsuki Park

Jp En

 富山県高岡市に所在する「あしつき公園」。環境庁自然保護局「ふるさといきものの里検討会」が選定する「ふるさといきものの里100選」に選ばれている。これは、身近なまわりの小動物と生息する自然環境の保全と回復を図る目的で選定されているものだ。
 あしつき公園の保全対象はゲンジボタルとヘイケボタル。昭和46年以来、地元の中田中学校と中田地区記念保存会が一体で研究保護活動が行われホタルの里づくりを進めていることが評価された。
 ホタルは、古くから初夏の風物詩として親しまれていたが、いつしか幼虫のすむ清流が汚れたり水辺の環境が大きく変わってしまったことから、その姿をめったに見ることができなくなっている。しかし、ここあしつき公園では、6月頃には今でもあの明るい光が見られ、夏の訪れを知らせてくれる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




ブナ平立山のスギ Bunadaira-tateyama-no-sugi The Tateyama Cedar on Beech Plain

Jp En

 「ブナ平立山のスギ」は、黒部立山アルペンルート脇にある立山スギの巨木。林野庁が選定する「森の巨人たち百選」に選ばれている。   
樹高は21メートルと決して高くはないが、幹周りは9.4メートルを誇る。立山に生息するスギ達はどれも背が低く、それでいて幹は太い、いわゆる「台スギ」の特徴を示している。この「ブナ平立山」は2本が合体したものか、分かれて成長したものかは定かではないが、実際に根元に立つと、その迫力に圧倒される。まるで木の精霊が宿っているかのような妖気を放つ。
 このスギを見にいくには弥陀ヶ原高原の入口にある美女平からブナ坂まで続いている自然観察道を登っていくとよい。このスギ以外の立山スギも見られ、名もない素晴らしいスギがブナに混じって次から次へと現れ、この森の奥の深さを感じさせてくれる
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数12件: 1~8 件表示     >>     >|  
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter