NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/3/12


宮地手漉和紙 Miyaji-tesuki-washi 

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 熊本県八代市(やつしろし)では、江戸時代から伝わる「宮地手漉和紙(みやじてすきわし)」がつくられている。
 慶長五(1600)年、関ヶ原の戦いの後、柳川藩主の立花宗茂(たちばなむねしげ)が、肥後藩主の加藤清正に預けられた。その際、柳川藩の御用紙漉きであった矢壁新左衛門(やかべしんえもん)が、加藤家の申し付けにより紙漉きを始め、以来、八代の宮地地区に流れる中宮川で和紙づくりが盛んにおこなわれるようになった。
 その後、檀紙(だんし)や奉書紙(ほうしょがみ)などの装飾紙から、障子紙などの日用紙まで様々な種類の和紙がつくられた。加藤家、細川家、松井家と受け継がれ、御用紙としても重宝され、最盛期では百軒近くの紙漉きが和紙づくりに励んでいた。
 現在でも、大きな鍋釜で煮た楮(こうぞ)と、トロロアオイを原料として、流し漉き法で紙漉きの技術が受け継がれている。
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2007/8/2


土佐典具帖紙 Tosa-tengu-joushi Tosa Tengujo-shi

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 土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)は、高知県吾川郡いの町で作られている手漉き和紙である。重要無形文化財に指定されている。
 明治一三(1880)年、手漉き和紙中興の祖・吉井源太の指導の下、いの町で生まれた。
 戦前は、アメリカ・フランス等でタイプライター用紙として使われ、いの町は紙の町として賑わいを見せていた。
 製作には地元高知県産の良質の楮(こうぞ)を原料とし、消石灰で煮熟した後、入念な除塵や小振洗浄を行い、不純物を除去する。
 トロロアオイのネリを十分にきかせた流漉で、長い繊維を絡め均質で薄い紙を漉く。
 漉き上がった紙は「カゲロウの羽」と称されるほどに薄く、繊維が均一に絡み合って美しく、かつ大変な強靱さを持つ。近年は和紙に色を付けることに成功し、大変な成功を収めた。
 土佐典具帖紙は、薄くて丈夫で色鮮やかな手漉き和紙である。
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