NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/9/5


卯三郎こけし Usaburou-kokeshi 

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 卯三郎(うさぶろう)こけしは、群馬県北群馬郡榛東村にて製作されている民芸品である。昭和二五(1950)年、岡本卯三郎(おかもとうさぶろう)によって考案・創設された。
 それまでの技法や概念に捕らわれず、こけし製造に特殊機械を取り入れ、筆のみだった絵付けに彫刻やニクロム線で焼く技法を使用した。
 更に、材料として一般的に使用されているミズキの他に、美しい木目をもつケヤキや栗材を何とかこけしに生かせないかと考え、苦心の末独自の技術で新しい感覚のこけしを生み出した。
 木のぬくもりを生かした、優しくて暖かい表情が魅力で、常に新しいものを造り続ける所が特徴の近代こけしとされる。
 
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2008/5/2


爪楊枝 Tsuma-youji 

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 爪楊枝(つまようじ)は、主に歯を清潔に保つために用いられる先の尖っている、あまり長くない木製の細い棒である。
 古来では楊柳(ようりゅう)が素材として用いられていた為、楊枝と呼ばれ、先端を意味する爪が付くようになったといわれる。
 現在では、国内においては白樺(しらかば)が原材料として多く用いられ、近年では、合成樹脂などの製品も見られる。
 その起源は定かでないが、一〇万年前のネアンデルタール人の歯の化石から、楊枝のようなものを使用した痕跡が見つかっているという。
 日本には、奈良時代に仏教が伝来した際に伝わったといわれ、先端を硬いもので砕き、毛筆状にして歯ブラシのように使用する房楊枝(ふさようじ)と、先端を尖らせたものと二種類あったという。
 繰り返し使用することを前提にした高級品などが世界中に存在し、日本では末端を「こけし」に似せ、凹凸の飾りが付けられていることが多いという。
 一本あれば何かと重宝する、食卓における名脇役である。
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2008/3/4


温湯こけし Nuruyu-kokeshi 

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 温湯こけし(ぬるゆこけし)は、青森県黒石市にある黒石温泉郷の一つ、温湯温泉を中心として津軽地方で発達した東北地方の伝統こけしである。
 「津軽系」こけしとも呼ばれ、青森を代表する民芸品として知られている。
 その起源は、大正初期に地元の木地師が知人の勧めで作りだしたのがはじまりで、以来、温湯湯温泉はもとより、青森を代表する伝統的民芸品として、根強い人気を誇っている。
 胴にはアイヌ模様やダルマ絵、津軽藩の家紋から取り入れたといわれる牡丹の花が描かれ、膨らんだ胸と極端な腰のくびれを持ち、一本の木から頭も胴もいっしょに造る「造り付け」技法を用いるなどの特徴を持つ。
 工芸的な美と素朴な色彩で表されたおかっぱ頭の、清楚で純情そうな風姿は、版画家棟方志功にも絶賛され、全国的にも高く評価されている。
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作並こけし Sakunami-kokeshi Sakunami Kokeshi

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 秋保温泉と並び、宮城県仙台の奥座敷と呼ばれる作並温泉。
 作並こけしは、この作並温泉を発祥とする伝統工芸品である。
 子供が握って遊べるように、他のこけしよりも細い胴を持つのが特徴で、肩から下部にかけて徐々に細くなる、円錐に近い形が一般的である。
 その歴史は比較的新しく、幕末から明治の初め頃と考えられており、また都市部で発達したという点も、他のこけしとは一線を画すものである。
 素材には東北地方に自生しているイタヤやミズキ、アオカが使用され、木肌が白く、きめ細かくて割れにくいという特徴を巧く利用している。
 肩と裾の部分にはロクロ線が引かれ、その間には菊を図案化した独特の模様が描かれた意匠となっており、同じく宮城県の遠刈田こけしの影響を強く受けたと考えられている。
 その表情は可憐でやさしくて派手さも無く、木の暖かいぬくもりが伝わる、最も素朴なこけしとして今も親しまれている
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2007/7/19


全国こけし祭り Zenkoku-kokeshi-matsuri National Kokeshi Festival

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 全国こけし祭りは、宮城県大崎市鳴子温泉の温泉神社にて毎年9月に行われている祭りである。その歴史と規模からこけし界の二大コンクールのひとつとされている。
 温泉神社では、全国の全国の伝統こけしの工人から、更に良い作品が作れるよう、こけし200体が奉納される奉納式が行われる。
 鳴子小学校体育館では、こけしの入賞作品の展示・即売・製作実演、ヘルスセンターでは、鳴子漆器の展示・即売、こけし供養祭なども行われ、賑わう。
 催しでは、工人たちが昔ながらのスタイルの伝統こけしを始め、作家の自由な発想の中で制作される創作こけしなどで、技術やアイデアを競い合っている。
 夜間は鳴子温泉街でお祭り広場、パレード、こけし囃子コンテストなどが開催され、尽きることなくこけしの祭典が続く。
 全国こけし祭りは、こけし工人の目標ともなっている祭りである。
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2007/2/1


福島 こけし Fukushima Kokeshi Fukushima Kokeshi Dolls

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 福島のこけしは、福島県で作られる、特徴ある民芸品である。
 こけしとは、東北の温泉地で江戸末期ころから湯治客に土産物として売られはじめた、ろくろ引きの木製の人形玩具である。
 本来の玩具としてのこけしは、新興玩具に押されて大正期には衰退したが、一方で趣味人が好んでこけしを集めるようになり、子供の玩具から大人の蒐集物として作り続けられた。
 こけしには10系統の地方差があるといわれ、福島のものは土湯系と呼ばれる。主に土湯温泉、飯坂温泉、岳温泉、福島市、郡山市などが産地である。
 その特徴は、頭部には蛇の目の輪を描き、前髪と、鬘の間にカセと呼ぶ赤い模様がある。胴の模様は線の組み合わせが主体である。
 福島のこけしは、綺麗よりも可愛いという形容がぴったりな、昔ながらの伝統工芸品である。
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