NIPPON Kichi - 日本吉

2008/8/4

刈谷市 楞厳寺 Kariya-shi Ryougon-ji 

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 刈谷市(かりやし)の楞厳寺(りょうごんじ)は、愛知県刈谷市天王町にある曹洞宗の寺である。応永二〇(1413)年、浜松市普済寺(ふさいじ)の利山義聡和尚が創建したとされる。第7世古堂周鑑の時に水野忠政が帰依し、刈谷城主水野家の菩提寺となった。
 戦国時代、岡崎城主・松平広忠は水野忠政の娘の於大(おだい)と政略結婚し、後の徳川家康が生まれた。しかし厳しい政略によって松平広忠は於大と離縁し、家康は今川や織田の人質となり、離縁後この近隣に住んだ於大は度々、楞厳寺を訪れたという。
 於大の方自画像の「伝通院画像」は県指定文化財であり、境内にある水野家廟所は刈谷市指定史跡となっている。
 刈谷市の楞厳寺は、松平家、水野家とゆかりの深い古刹である。

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住所
448-0824 愛知県刈谷市天王町6-7
名前
刈谷市 楞厳寺
電話
0566-21-1974




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