NIPPON Kichi - 日本吉

記事数31件: 1~8 件表示     >>     >|  

2008/11/13


三原やっさ祭 mihara-yassa-matsuri 

Jp

 三原やっさ祭は、広島県三原市でおこなわれる中国地方を代表する夏祭りである。
 ♪見たか聞いたか 三原の城は 地から湧いたか 浮城かヨ♪
この「やっさ踊り」を中心に、八月の第二日曜日を含む金・土・日の三日間にわたり開催され、毎年約三〇万人以上の人手で賑わう。
 「やっさ踊り」の起源は古く、永禄一〇(1567)年に毛利元就の三男の小早川隆景が、小島をつないで海の上に築城した三原城の完成を祝って踊ったことがはじまりとされている。
 「やっさ、やっさ」という囃し詞(はやしことば)から「やっさ踊り」と呼ばれるようになり、以来、民の祝い事は「やっさに始まりやっさに終わる」とまでいわれるほど、地域に根付いたものとなった。
 この踊りは、踊りや歌詞、身なりにいたるまで特定の型がなく、囃しのリズムに合わせて自由な所作で奔放に踊ることが特徴。
 「足の踊り」ともいわれくらい動きのある踊りのため、見ているだけで心も躍る、底抜けに明るい祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/11/6


生玉夏祭 ikutama-natsumaturi 

Jp

 生玉夏祭(いくたまなつまつり)は、大阪府大阪市天王寺区生玉町にある生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)にて、毎年七月一一日、一二日ごろに行われている祭りである。
 生國魂神社は、神武天皇が国土神である生島神(いくしまのかみ)・足島神(たるしまのかみ)を祀ったのに始まると伝えられる大阪最古の神社である。
 生玉夏祭は「陸の生玉」「川の天神」と並び称され、大阪の数々の夏祭りのさきがけとなっている。
 旧社地である大阪城へのお渡りが祭りの中心であり、大阪の繁栄と市民の無病息災を祈願する。
 他にも獅子舞おねり、金銀神輿おねり、子供太鼓、子供神輿、枕太鼓と賑やかで、明治~昭和初期の最盛期には、数千名を超える渡御列で賑わったという。
 生玉夏祭りは、大阪に夏を告げる盛大な祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/9/5


名取夏まつり Natori-natsu-matsuri 

Jp

 名取夏まつりは宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)漁港で開催される夏まつりで、名取市三大祭りの一つである。毎年八月初旬、太平洋を臨むゆりあげビーチをメイン会場として屋台が並び、様々なイベントや仙台すずめ踊りの練り歩きなどを楽しむことができる。
 午後三時頃、ハッピ姿の漁師による大漁祈願の大漁船パレードが開催され、雄大な眺めに観客は大声援と拍手を送る。船上では大漁祝い唄と閖上太鼓が演奏される。
 夕方になると先祖の霊を供養するために約1000基の灯篭が流され、揺らめく水面を静かに流れていく光の美を堪能する。
 フィナーレを飾るのは午後19時30分から始まる約4000発の花火大会だ。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/8/8


成田祇園祭 Narita-gion-sai 

Jp

 成田山祇園会(なりたさんぎおんえ)は、千葉県成田市にある成田山新勝寺奥之院の大日如来(だいにち にょらい)の祭りである。
 新勝寺の本尊は不動明王であるが、不動明王は密教の根本尊である大日如来の化身である。
 成田山の祇園会は三〇〇年の歴史を持ち、毎年7月上旬に行われる祇園会にあわせて行われるのが、成田祇園祭である。
 大日如来の御輿渡御を先頭に、旧成田町全域の一〇台の山車や屋台が賑やかに繰り出され、各町内をくまなく巡行する。
 大きな山車や屋台が、狭くて急な坂を、山車上の若衆頭があおる掛け声やお囃子に合わせて曳き上げられていく様子に誰もが熱くなる。
 特に新勝寺境内に山車が集結し、囃子や踊りの競演を行う「総おどり」も実に壮観で、まさに関東屈指の夏祭りである。
 
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/6/24


五所川原立佞武多 Goshogawara-tachineputa 

Jp

 五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)は、青森県五所川原市にて毎年八月四日~八日にかけて開催される祭りである。
 「青森ねぶた」と「弘前ねぷた」に並ぶ青森三大佞武多の一つで、高さが最大で20mを超える山車が壮大に運行される。
 中国から伝わった「中元」の行事が起源といわれ、400年以上もの間受け継がれて来た火祭りで、五所川原市のねぷたは、現在「たちねぷた」と呼ばれ、明治四〇年頃に始まったといわれている。
 大正時代以後、一時は衰えたねぶただが、平成五(1993)年に設計図と写真が発見され、翌年、市民劇団により高さ7mのねぷたが復元、祭りは復活をとげた。
 祭りでは、高さ約22m、重さ約17トンの巨大な山車の立佞武多が「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声のもと五所川原市街地を練り歩く。
 五所川原立佞武多は、巨大な山車が特徴の勇壮な夏祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/6/10


沼津夏まつり 狩野川花火大会 Numazu-natsu-matsuri Kanogawa-hanabi-taikai Kano River Fireworks Display at Numazu Summer Festival

Jp En

 沼津夏まつりは、沼津の夏の最大の祭で、毎年7月下旬の土・日を中心に開かれる。
 その中でも戦後の復興期に始まった狩野川(かのがわ)の花火大会は、多くの人出で賑わいをみせ、盛大におこなわれる。
 昼間は沼津四季彩々踊りのほか、シャギリの競演、みこし渡御、郷土太鼓の演舞などが繰り広げられ、夜は2日間連続で打ち上げ花火が催される。市街地で打ち上げられる花火大会としては東海地方随一で、夏の風物詩を満喫することができる。
 祭の最後におこなわれるのが、全長470メートルのナイアガラの滝である。2日間で9000発の花火が打ち上げられ、夏の夜空が鮮やかに彩られる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/5/19


みんまや義経まつり Minmaya-yoshitsune-matsuri 

Jp

 みんまや義経まつり(みんまやよしつねまつり)は、青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩にて毎年八月一四日、一五日に行われている祭りである。
 この地区には、逃げ延びた源義経がここから北海道へ渡った、という伝説が残されている。
 祭りは義経伝説を再現したもので、義経や静御前、弁慶など従者40人ほどに仮装した行列が、三厩体育館から義経海浜公園まで行進する。
 平安朝絵巻が二日間にわたって繰り広げられ、流し踊り、花火大会、義経こだわりゲームなどの催しも多彩に行われる。
 三厩という地名も、義経が三つの石に馬を繋いだ、という言い伝えからきている。
 みんまや義経まつりは、義経伝説に因んだ、賑やかで楽しい夏祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/5/9


秋田竿燈まつり Akita-kantou-matsuri 

Jp

 秋田竿燈まつり(あきたかんとうまつり)は、秋田県秋田市にて毎年八月三日~六日に行われている祭りである。国の重要無形民俗文化財に指定されている。
 秋田竿燈が始まったといわれるのは宝暦年間(1751~1763)頃で、真夏の邪気や病魔を払い身を清めるねぶり流しに、五穀豊穣の願いを合わせた行事として庶民の間に伝承されてきた。
 祭りでは、10m余りの竹に9本の横竹を結び、46個の提灯を吊した50kgもの竿燈を手のひら、額、肩などにバランスを取りながらのせていく。
 青森のねぶた祭り、山形の花笠まつり、仙台の七夕まつりと並んで東北四大祭りの一つと言われている。
 秋田竿燈まつりは、夜空に揺らめく竿燈の美しさが感動的な、夏祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数31件: 1~8 件表示     >>     >|  
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter