NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/4/4


鳥取砂丘 Tottorisakyu 

Jp

 南北2・4キロ、東西16キロ、最大高低差92mの日本最大の砂丘。山陰海岸国立公園の一部で、中心部は天然記念物に指定されている鳥取県のシンボルだ。
 約10万年前、鳥取平野を貫流する千代川と、風で運ばれた砂の堆積によりできた大砂丘。その雄大な景色は、自然の作り上げた造形美として見るものを圧倒させる。
 風によってできる砂の模様「風紋」や「砂簾(されん)」が美しい。風紋は、別名「砂のさざなみ」と呼ばれ、5〜6mの風が吹くと現れる。砂丘を代表する絶景だ。砂簾は、砂粒が砂丘の急斜面を滑り落ち、その形が遠くから見ると「すだれ」のようであることから名づけられた。また、鳥取砂丘独特の起伏のある地形、「スリバチ」と呼ばれる凹地も見られる。
 鳥取砂丘は、四季を通じて様々な姿を見せてくれる。夏は夜の日本海に浮かぶ「漁り火」が幻想的。冬には雪に覆われた雪景色が美しい。
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2007/1/11


千里浜 Chiri-hama Chiri-hama Beach

Jp En

 石川県能登半島の押水町今浜から羽咋市域南部にかけての海岸。美しい砂浜が約八キロメートルほど続く。
 江戸時代に植林された飛砂防止のための黒松、浜茄子や浜昼顔などの海浜独特の植物も生息し、海は遠浅。潮干狩りや海水浴でも親しまれている。
 砂浜は、通常の車や大型バスでも走ることができる。これは千里浜の海岸の砂は粒径が小さいことで可能になっている。
 一般的な砂浜の砂の粒径は〇・五ミリメートルほどだが、千里浜のそれは、その四分の一程度である。そのため砂浜に海水がしみこみやすく、一粒一粒同士が寄せ合って、固い砂浜をつくるのである。
 潮風を受けながら海岸を車で走る時間は、千里浜ならではのものである。
 日本海に沈む夕日は雄大で、水平線を中心に空、海ともに青から紫、オレンジ色から朱色へと美しさを変えていく。
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