NIPPON Kichi - 日本吉

記事数2件: 1~2 件表示          

2008/4/25


三次人形 Miyoshi-ningyou 

Jp

 三次人形(みよしにんぎょう)は、広島県三次市三次町に伝わる民芸品である。県の伝統工芸品に指定されている。
 寛永一〇(1633)年頃、三次藩主・浅野長治(あさのながはる)が江戸浅草の人形師・森喜三郎(もりきさぶろう)をつれ帰り、歴史上の勇者や伝説上の人物の土人形を作らせ、家臣が一子をもうける度に、祝いとしてこの土人形を贈ったのが始まりとされている。
 にかわを塗る事によって艶やかな光沢があり、別名「光人形」と呼ばれている。特に顔に関しては、磨きだし手法によってその光沢を出している。
 普通、人形は六頭身が多い中で、八頭身の容姿端麗な人形としても有名で、その姿は群を抜いて美しいといわれている。
 三次人形は、現在でも約80種類が造られている、初節句や結婚式の引き出物として大切にされている、歴史ある人形である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/12/26


五月人形 Satsuki-ningyou 

Jp

 毎年五月五日は端午の節句。奈良時代の宮中で、季節の変わり目を無病ですごせるように邪気をはらう為の宴会が行われていた事が起源である。江戸時代に一般人にも浸透して、徐々に男の子の誕生と健やかな成長を祝う日として定着していった。
 男の子が生まれて初めて迎える端午の節句を「初節句」といい、五月人形やこいのぼりなどを飾ってお祝いする。
 五月人形の種類は鎧飾り・兜飾り・子供大将飾りなど。鎧甲冑は身を守る意味、子供大将かざりはたくましくなるようにという願いが込められている。また、人形にはその子の厄をもらい受けるお守りの意味もある。
 節句の一〇日から二〇日前から節句まで飾られる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数2件: 1~2 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter