NIPPON Kichi - 日本吉

2007/3/14

下田脂松細工 Shimoda-yani-matsuzaiku Shimoda Yanimatsu Woodwork

Jp En


 下田脂松細工(しもだやにまつざいく)は、静岡県下田市にて造られる伝統工芸品である。
 港を中心に発展した下田であるが、山林資源は豊かで、建築・建具・家具指物用材として昔から幅広く珍重されてきた。
 天保の頃(1830〜43)、下田にあった加賀屋は、たくさんの職人を抱え、家具や建具を製造し、優秀な指物細工師を育て、世に送り出した。
 下田脂松細工の原料となる伊豆の海岸で切り出された黒松は、自然が描き出す美しい木目が最大の魅力である。
 黒松の中でも脂分の多い部分を使い、透明感のある美しい木目を引き出した製品からは、木のぬくもりと職人の手作りの丁寧な仕事ぶりが伝わってくる。
 下田脂松細工は、下田の指物技術と伊豆の黒松が合体した、伝統的な美しい細工物である。

この記事をお気に入りに、追加します

住所
415-0038静岡県下田市大賀茂1057-2
名前
下田脂松細工 しまざき
電話
0558-22-6689
HP
http://www.geocities.jp/shimazakikoubou/




NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter