NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/12


東京手描友禅 Tokyoyuuzen Tokyo Hand-Painted Yuzen

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 東京手描友禅は、色数をおさえた粋なデザインを特色とする東京の染物である。
 手描友禅の手法は、300年程前、京都の染色家・宮崎友禅斉によって確立された。
 江戸時代中期、武家政治の中心として栄えた江戸には、関西方面からの産物がたくさん集まってきた。その結果大名のおかかえ染師等が多く江戸に移り住むようになり、各種の技法が伝えられた。
 町人が経済の主導権を握るようになるにつれ、町人文化が発達して、粋や寂びといった感覚が一般的になり、東京手描友禅の発展に寄与した。
 柄は単彩で粋な意匠を特色とし、地味な感じの中にも明るい色調とデザインの新しさがある。
 東京手描友禅の特色は構想図案から下絵・友禅挿し・仕上げに至る工程が作者の一貫作業で、その作品は多くの人に好まれている。
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