NIPPON Kichi - 日本吉

2007/5/10

貞山堀 Teizan-Bori 

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 貞山堀(ていざんぼり)は、宮城県塩竈市から岩沼市にかけて存在する運河である。別名、貞山運河とも言う。
 仙台藩が慶長二(1597)〜寛文元(1661)年の64年間にわたり、仙台米を水上輸送する為に作り上げたものである。
 伊達政宗の命により開削されたため、法号の「貞山公」に因んで貞山堀と名付けられたという。
 仙台湾沿いに、阿武隈川河口の荒浜から松島湾の塩釜まで全長31・5kmの運河が掘られた。
 明治には、北上川〜鳴瀬川の北上運河と、鳴瀬川〜松島湾の東名運河が完成した。こうして、初期の貞山堀と合わせて約60kmの水路網が出来あがったのである。
 貞山堀は現在、物流に用いられる例はまれになってしまったが、農業用水路、漁港の一部、シジミ漁・シラス漁などの漁場、釣りなどのレジャーなど、多くの事に利用されている。

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住所
宮城県塩竈市〜岩沼市
名前
貞山堀




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