NIPPON Kichi - 日本吉

2007/6/1

松下村塾 Syouka-sonjyuku Shokasonjuku Academy

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 江戸時代末期の幕末に長州藩士の吉田松陰(吉田松蔭)が講義をおこなった私塾。国の史跡に指定されている。
 松下村塾は木造瓦葺き平屋建ての50㎡ほどの小舎で、講義室だった8畳の部屋と、後に門人が多くなり、吉田松陰が増築した4畳半一室、3畳二室、土間一坪、中二階付きの部分から成る。
 松陰の叔父の玉木文之進が天保13(1842)年に自宅で私塾を開き、ついで松陰の外伯父、久保五郎左衛門が継いで、納屋を増改築し、教育を行った。
 安政4(1857)年、28歳の松陰がこれを継ぎ、塾を主宰した。松陰は、武士や町人など、身分や階級にとらわれず門下生として受け入れ、その殆どが身分の低い者達であった。わずかな期間ではあったが、久坂玄端、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋、山田顕義、品川弥二郎ら、幕府を倒す、明治維新の原動力となり、明治新政府に活躍した多くの逸材を輩出したことで有名である。

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住所
758-0011 山口県萩市椿東
名前
松下村塾




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