NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/28


からかさ万灯 Karakasa-mandou Karakasa Firework Displays

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 からかさ万灯は、土浦市の鷲神社で行われる。
 直径、高さともに5メートルの大カラカサ(唐傘)に仕掛けた花火に点火すると、花火が滝のように落ちる様は現代のナイアガラ花火にも似ている。
 導火線となる綱火に点火され、およそ100メートルの火花が走り、カラカサの頂点に設けられた八つ口と呼ばれる箱の中の花火に点火され、さらに四方八方に火花が飛び散る。火花はカラカサの周囲に吊された提灯に火を灯し、次いで「手ボタン」にいたり、まるでカラカサが雨を受けているように壮麗な火花が約7分間に渡ってしたたり落ちる。
 起源は、干ばつの被害を受けた農民たちが雨乞いを願って奉納したことにあると伝えられている。
 カラカサの傘の下には五穀豊穣と書かれた四角い提灯がつけられており、この万灯が終わると、打ち上げ花火が夜空に放たれ祭を終える。
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2007/2/12


三河花火 Mikawa-hanabi Mikawa Fireworks

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 愛知県岡崎市一帯に伝わる花火製作業。
 その歴史は、江戸時代の火薬の扱いからで、鉄砲鍛冶が発達したこの地、岡崎で火術が観賞用の花火に変化していったものである。
 1600年代、イギリスの国王から江戸将軍に花火と称するものが始めて日本に伝来。1613年8月6日の夜、江戸城二の丸2代将軍秀忠が国使歓迎の花火を打ち上げた。
 その後、たびたび花火の打ち上げが行なわれるが、当時の日本で技術が完成されるまで長年の時間がかかり、負傷者が続出、花火禁止令なるものが出されることも多かったという。
 三河花火の特徴として、水上花火である金魚花火が有名である。
 昭和23年に初めて観光祭りの一環として岡崎花火大会が行なわれ、現在まで続いている。
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