NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/4/4


末古刀 Suekotou 

Jp

 末古刀(すえことう)とは、室町末期から安土、桃山期にかけて作られた日本刀の総称である。
 古刀と新刀を区別した根拠は、江戸後期に出版された「新刀弁疑」という本が、新刀の定義を慶長以来としたがため、以後、慶長を境にそれ以前の日本刀を古刀、以後を新刀と呼ばれるのが定着したとされる。
 古刀の最充実期は鎌倉中期と言われ、それ以後は南北朝時代~戦国末期まで刀はどんどん実用的になり、質よりも数が求められるようになっていった。
 江戸時代に入ると平和が訪れ、再び刀は数から質へと変化する。従って、末古刀には古刀の中でもそれ以前のものより劣る古刀という意味が含まれている。
 実際には、末古刀は備前長船と関が二大産地であったが、共に実用本位でよく切れたと言われ、決して古刀や新刀に劣らない高い質のものも数多く存在する。
 末古刀は、実用刀とされる、切れ味が鋭い日本刀である。
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2007/1/30


日本刀 Nihon-tou Nihon-tou or Katana

Jp En

 日本独自の技術で作成された刀剣のこと。
 砂鉄を低い温度で精錬して作る玉鋼を材料に作られる。
 刀の芯になる部分に柔らかい心鉄(しんがね)を用い、外部の皮鉄(かわがね)、刃金は硬くすることで日本刀の特徴である「折れず、曲がらず、良く斬れる」といわれる特徴を持つ。
 平安時代後期に現在の湾曲した刀の形が完成している。慶長時代(1596〜1615)までの刀を古刀、以後の刀を新刀と呼ばれる。
 美術、工芸品としての価値も高く、日本だけでなく海外でも高く評価されている。
 日本刀から多くのことわざ、言葉が生まれており、日本人の生活に根ざしたものであることが伺える。
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