NIPPON Kichi - 日本吉

記事数7件: 1~7 件表示          

2007/4/25


堀江祥山 Horie Syouzan 

Jp

 1923(大正十二)年、生まれ。備前焼の伝統工芸士。
 37年、窯元興楽園で修行、64年独立。68年備前陶心会設立、83年に伝統工芸士に認定。
 備前陶心会初代会長。岡山県備前焼陶友会理事。日本伝統工芸展、日本陶芸展など多数入選。
 備前焼は千年の歴史を持ち、日本六古窯の一つに数えられる。釉薬を使わず、窯で焼く際の窯変により生み出される変化と素朴な味わいが古来より多くの人々に愛されてきた。
 氏は自身の手で作った登り窯で半年に一度、十日間にもおよぶ窯焚きを行なって、納得できる作品を模索する。
 今までもこれからも、素晴らしい作品を作り続ける職人である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/3/28


千居遺跡 Sengo-iseki 

Jp

 千居遺跡は静岡県富士宮市上条に位置する遺跡である。
 縄文時代中期、後期の遺跡であり、現在から約4000〜6000年前のものとされる。国指定史跡。
 東西、南北共に50メートルほどの長さで整然と連なる大規模な石群の配石遺構が特徴であり、他の配石遺構とは異なる。
 環状列石、帯状列石などの配石遺構も、二十軒程の住居跡とともに残り、縄文時代の集落の様子を残す全国屈指の規模の遺跡として知られている。
 大石寺建設の際に発見されたもので、大石寺所有地内部に位置するため、立ち入りが禁じられているが、柵越しの見学が可能である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/3/14


駿河竹千筋細工 Suruga-take-sensuji-zaiku Suruga Sensuji Bamboo Ware

Jp En

 駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)は、静岡県で造られる竹細工工芸品である。
 竹千筋とは、特徴である細い竹ひごのこと。。
 静岡の竹細工は、狩猟や旅行の際使用していた藤編笠を、岡崎藩士が安い竹で改良製作したところ大変好評で、同心達の内職として40戸あまりがこれに従事したところから始まった。
 当初は安かろう悪かろうの製品であったが、改良を重ねるうちに形や質が上がっていき、駿河の竹細工の名声が高まっていった。
 全国各地にある竹細工と違い、丸ひごを組み立てて造る、やさしい竹細工である。
 経済産業大臣指定伝統的工芸品となっている。
 駿河竹千筋細工は、繊細で柔らかい、魅力的な工芸品である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/2/26


夏井千本桜 Natsui-senbon-zakura 

Jp

 福島県東部の阿武隈山地のほぼ中央に位置する小野町。小野小町の生誕の地としても知られるこの町を流れる夏井川は春になると、その河川沿い約5キロメートルに亘って植えられた約1000本の桜が咲き誇る。桜前線が青森に到達してから咲く為、その美しさも、さることながら時季はずれのお花見が楽しめるので、ここ数年、にわかに脚光を集めている。のどかな田園地帯に流れる2本のピンク色の帯は絶景。4月中旬から「夏井千本桜まつり」も開催され、ライトアップされた夜桜の美しさも格別。
 この桜並木は、1975年4月に「わたしたちの郷土が美しい桜の里に、そしてこの桜のもとに郷土の和合を」との願いを込め、夏井地区と南田原井地区の有志がソメイヨシノの苗木1150本を植樹したもので、今でも地区のボランティアにより、病気に弱いソメイヨシノの千本桜を守っている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/28


羅漢寺 Rakan-ji Rakanji Temple

Jp En

 羅漢寺は、仏教の修行者、羅漢を祀る寺院のこと。大分県中津市本耶馬渓町の羅漢寺は、曹洞宗の寺院で、日本国内の羅漢寺の総本山。
 中津市の羅漢寺は大化元(645)年にインドの僧、法道仙人が金銅仏を持参し開いたと伝えられている由緒ある寺である。
 羅漢山の中腹にあり、岩壁には無数の洞窟が口を開き、山門も本堂もその中に埋め込むように建っている。
 洞窟には3777体もの石仏が安置されている。中でも照覚と逆流建順が刻んだ無漏洞(むろどう)の五百羅漢や、室町期に普覚禅師が刻んだという千体地蔵と十王尊などが有名である。
 延元2(1337)年の創建だが、1943年に火災で一度焼失している。現在の本堂は、1969年に再建されたものである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




猿飛千壺峡 Sarutibi-sentsubokyou Sarutobi-Sentsubo Gorge

Jp En

 猿飛千壺峡(さるとびせんつぼきょう)は、大分県中津市山国町大字草本にある渓谷である。国の天然記念物に指定。
 かつてこの渓谷の上を野猿が飛び交ったことから、この名が付けられた。
 山国町は、町全体の70%近くが300m〜700mの高台に位置し、古くから奥耶馬渓として知られる、人口3500人足らずの山と森の町である。
 猿飛千壺峡は、そんな山国町を流れる清流・山国川にある。
 岩の隙間に入った石が水流で回転し、長い歳月をかけて岩に穴を開けた歐穴(おうけつ)群があり、大きなものは直径約1m、深さ2mにもなる穴が約2kmに渡って見られる。
 奇岩群と緑と清流が織り成す奥耶馬渓の名勝地である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/16


小杉の大杉 Kosugi-no-oosugi Small-Cedar's Big Cedar

Jp En

 山形県最上郡鮭川村にある大きな杉。
 「小杉の大杉」とはこの地域が「小杉」と呼ばれるためのものである。
 写真で見ると、2〜3本の杉が固まっているように見えるが、まぎれもない一本杉である。まわりは田んぼに囲まれ、根回り6.3メートル、高さ20メートル。樹齢は1000年以上といわれている。
 大きな幹が2本あるため、その様子から「夫婦杉」「縁結びの杉」とも呼ばれる。
 「となりのトトロ」という映画にでてくる木によく似ており、「トトロの木」などとも呼ばれ、有名になった。
 根元には「山神」が祀られ、村のご神木として崇められいる。
 杉は生存競争のため、太陽の日を浴びようと、狭く高く上に伸びようとするのだが、この杉は周りには田んぼ以外なにもなかったため、太陽の恵みをいっぱい浴びて悠々と広がり育っている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数7件: 1~7 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter