NIPPON Kichi - 日本吉

記事数16件: 1~8 件表示     >>     >|  

2007/11/13


兵主祭 Hyouzu-matsuri Hyozu Festival

Jp En

 兵主祭(ひょうずまつり)は、滋賀県野洲市五条の兵主大社で、毎年五月三日~六日に行われている例祭である。
 兵主大社は、三世紀後半ごろ、現在の滋賀郡大津市遷都にともない社地が設けられ、さらに欽明天皇の時代に琵琶湖を渡って現在地に遷され、社殿が造営されたと伝えられる。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)。
 当日は午前中に神社で神事を行い、午後には各氏子から大小約30の御輿や太鼓が神社の参道に集まり、クライマックスの神輿渡りが行われる。
 太鼓橋前にて各御輿が行う「鵜の息抜き」の所作は面白く、特に、大小様々な御輿・太鼓が「チョイトサ」の掛け声も勇ましく、約300mの松並木の参道を渡御する様は壮観で、祭りの一番の見所といえる。
 兵主祭は、兵主18郷による、勇壮で華やかな祭りである
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/5/1


京都御苑 Kyoto-gyoen 

Jp

 京都御苑は、京都御所、仙洞御所を囲む面積約63haの公園で一般に開放されている。
 広さ東西約700m、南北約1,300m。この広大な場所は、江戸時代には御所を囲むように有栖川宮などの宮家や近衛・九条・一条など二百もの宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ公家町であった。しかし明治の東京遷都の後、留守となった邸宅跡が荒廃したため、皇宮付属地として整備される。そして戦後、国民公園として開放され、現在は環境省の管轄である。
 この御苑の中にある京都御所は、794年の平安遷都時の内裏の場所とは異なる。当時の内裏は現在の場所より西に2キロのところにあったが、幾度の火災に見舞われ、元弘元(1331)年、光厳天皇がこの場所で即位したことにより、正式に「御所」となり、以後明治に至るまで五百年の間、天皇の住まいとなった。
 平成17年には、敷地内に京都迎賓館が開館している。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/3/9


平城宮跡 朱雀門(世界遺産) Heijyou-kyuu-ato Suzaku-mon Heijokyu Palace Site, Suzaku-mon Gate (World Heritage Site)

Jp En

 平城宮跡・朱雀門は、奈良県奈良市にある世界遺産である。
 平城宮は710年に遷都した奈良の都・平城京の大内裏である。平城京の北端に置かれ、120ヘクタールの敷地を誇っていた。
 平城宮の四方には高さ5メートルの築地塀が巡り、それぞれに3つずつ、合わせて12の門が存在していた。
 朱雀門は、平城宮の入り口である南の正面中央に建立された、高さ24メートルに及ぶ巨大な門である。
 平城宮は、平安京遷都後に放棄されて農地となっていたが、その後大がかりな発掘調査が始められ、平城宮跡が世界に比類のない地下遺構、歴史の宝庫であることが明らかになってきた。
 1998年、朱雀門と東院庭園が復原された。
 朱雀門は、朱の色も鮮やかに、人々を引きつけてやまない、幻想的で壮大な門である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/3/6


大和三山 Yamato-sanzan 

Jp

 大和三山とは奈良県奈良盆地に位置する耳成山(みみなしやま)、畝傍山(うねびやま)、天香具山(あまのかぐやま)の三山の総称。
 耳成山と畝傍山は死火山だが、天香具山は多武峰山系の支脈が風化侵食された山である。
 山頂や麓に耳成山口神社、畝火山口坐神社、天香具山社などの神社仏閣が建てられ、古代から信仰の対象とされた。
 多くの歌に詠まれた景勝地であり、国の名勝にも指定されている。
 三山の中央に位置した藤原京は、持統八(694)年に遷都された日本初の条坊制の都市であり、三山の地形を用いて建築された。現在は橿原市に藤原宮跡が残る。
 全ての山に登山道があり、古代を偲ぶ道として多くの登山客が訪れる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/2/27


飛鳥寺 Asuka-dera Asukadera Temple

Jp En

 飛鳥寺は奈良県高市郡明日香村に位置する、真言宗豊山派の寺院。
 正しくは安居院(あんごいん)であり、飛鳥寺は古称。山号は鳥形山(とりがたやま)。
 日本最古の本格寺院であり、推古四(596)年、蘇我馬子により建立され、隆盛を誇った。平城京の遷都により奈良に移転。元興寺と名前を変えたが、現在の地にも存続し、本元興寺と称された。
 建久七(1196)年に火災により焼失するが、江戸時代に再興され、現在に至る。
 本尊は銅製釈迦如来坐像、通称を飛鳥大仏、推古十四(606)年、鞍作鳥(くらつくりのとり)の作で、日本最古の大仏と言われる。
 大化の改新の前に中大兄皇子と中臣鎌足が最初に出会った地でもあり、歴史に関係が深い古刹である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




大和神社 Ooyamato-jinja Oyamato Shrine

Jp En

 大和神社(おおやまとじんじゃ)は奈良県天理市に位置する神社。旧称を朝和之宮。
 崇神天皇の御世に、宮中に天照大神と共に祀られていた大国魂大神の神威を恐れ、皇女の渟名城入姫(ぬなきいりひめ)に市磯邑に遷して祀らせたのが始まりとする。後に市磯長尾市(いちしながおおいち)を祭主として創建された。
 平安初期には大いに栄え、伊勢神宮に次ぐ社領を得ていたが、平安京への遷都などで衰微した。
 同名の縁から戦艦大和に分霊をしており、境内に慰霊の碑が建つ。
 例祭である4月の「ちゃんちゃん祭」は古式の装束に身を包んだ行列が、神輿と共に鉦鼓を鳴らして練り歩くもので、春を告げる祭りとして近隣の人に親しまれている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/2/12


奈良 氷室神社 Nara himuro-jinjya 

Jp

 奈良県奈良市にある、氷の神様として有名な氷室神社。
 日本で氷の神を祀るのは、この神社だけである。その歴史は、仁徳天皇62年、都祁村に造ったのが始りとされる。平城京遷都の710(和銅三)年、御蓋山の麓、吉城川の上流・下津岩根に氷室明神を祀ったのが社の起こりである。冬季の氷を氷室にかこい、夏季に朝廷へ献上していた。
 毎年5月1日の献氷祭では、タイやコイを封じ込めた高さ1メートルの氷柱が神前に奉納される。また舞楽なども披露され、奉納される。
 春には、毎年奈良で一番に咲くという、樹齢400年のエドヒガシ種のしだれ桜が満開になり、花見客で賑わう。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します




元興寺(世界遺産) Gangou-ji(Sekai-isan) Gangou-ji Temple (World Heritage Site)

Jp En

 奈良県奈良市にある元興寺。南都七大寺のひとつに数えられ、飛鳥の地に創建されたわが国最初の本格的寺院である。
 その歴史は6世紀末、蘇我馬子により建立された日本最古の寺といわれる法興寺(飛鳥寺)が平城遷都により奈良に移り、元興寺と名を改めたものである。
 平安時代後半には衰退し、室町時代には炎上、寺院が3つに分裂した。1943年に住職であった辻村泰圓が境内の整備を進めた。
 現存する建物は極楽堂と禅室のみであるが、ともに国宝に指定されている。
 極楽堂と禅室屋根の一部には飛鳥時代・奈良時代の瓦が今もなお使われており、収蔵庫には様々な国宝や重要文化財が保存されている。1998年12月には古都奈良の文化財として世界遺産に登録された。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数16件: 1~8 件表示     >>     >|  
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter