NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/7/11


茶托 Chataku 

Jp

 茶托(ちゃたく)とは、茶を飲む時に使用する、茶碗をのせる為の受け皿である。
 明から伝来した煎茶法を起源とする日本の煎茶道では、元々茶托に当たる物はなかったと考えられている。
 江戸時代中期に清から杯と杯台が輸入されるようになるが、日本の煎茶法でこの杯を茶碗に転用する際に、杯台が茶托に転じた物と考えられる。
 茶托とは受けとめるためにのみ存在する道具である。それ自体だけでは用をなさない故に、おろそかにされることも少なくない。
 自分で茶を飲むときには絶対に必要な物ではないが、客を接待する時には相手に対する敬意を表すために必ず使用する。
 日本茶碗は持ち手がないため、客が口をつけるところに直接手をつけてしまうのは非礼にあたる、という理由からといわれている。
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2007/6/6


岩内東山円筒文化遺跡 Iwanai-higashiyama-entou-bunka-iseki 

Jp

 岩内東山円筒文化遺跡(いわないひがしやまえんとうぶんかいせき)は、北海道・岩内郡岩内町にある遺跡。昭和二九年、岩内町の住宅建設工事中に東山土中から、石器、土器類が出土したことから発掘調査が始まった。
 昭和三一、三二年および平成十三~十五年に発掘調査が行われ、多くの住居跡や貯蔵穴を転用した墓が確認された。また、縄文時代前期のものと思われる円筒下層式土器、中期の円筒上層式土器が大量に出土。石器は石金鏃、石槍、石小刀などの他、新潟県糸魚川地方原産と考えられるヒスイの大珠もあったという。どのような経緯で新潟県原産のものがこの地に渡ったか興味深い所である。
 岩内東山円筒文化遺跡は、昭和四三年に北海道指定遺跡に認定された。
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2007/2/13


蔵 土蔵 Kura Dozou Kura and Dozo Storehouses

Jp En

 日本の伝統的な建築様式で、外壁を土や漆喰などで塗り固め、建造される保管庫や倉庫の事。主に火災や盗難防止のために建てられていたが、後に裕福さの象徴として建てられる事もあった。
 古くは江戸の大火や近代では太平洋戦争中の空襲による大火でも、内部に火が回らない事例が多かったことから、耐火性に関しては定評があり、外壁の特徴ある凸凹は、なまこ壁と称される。現在は、伝統的で独特な外観を生かして、飲食店などの商業施設に転用される事もある。
 この日本建築で壁や土塀、土壁、漆喰などを仕上げる左官は欠かせない存在である。かつては土蔵の外壁や鏝絵など、技術を芸術的領域にまで昇華させる職人もいた。
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