NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/14


袱紗 Fukusa Fukusa

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 袱紗(ふくさ)とは、儀礼的な贈答のときに、贈り物の上にかける、絹布で作られた正方形の布のこと。
 もともとは貴重品の納められた箱物の上に塵よけとしてかけられていたものだが、現在では冠婚葬祭などの儀礼的な贈答に欠かすことができないものとなっている。
 江戸時代に贈り物の習慣が盛んになると、飾り裂として美的要素が加わり、贈り主の贈る心を込めた絵柄が次々と作られた。冠婚葬祭別の贈る目的に相応しい意匠模様を工夫し、松竹梅や鶴、おしどり、高砂や鳳凰、宝船、日の出などをモチーフにしたという。
 家紋を表とし、絵柄を裏とするのが正式な形だが、現在では絵柄を省略した紋のみの袱紗が一般的によく使われている。
 袱紗は、礼を重んじる日本ならではの美しい風習であり、いつまでも伝えていきたい日本の美の集大成である。
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2007/1/31


袴 Hakama Hakama

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 袴は和装で着物を着た上から着け、腰から下をおおうゆったりした衣服のこと。腰につけた紐で結びとめる。
 江戸時代までは主に男性の着物だったが、明治時代から女学生の制服としても用いられた。
 礼服として使われることが多いが着付けは容易。武士の日常着でもあり、活動的な行動にも適している。
 主な種類としてズボン状の形をした馬乗り袴(うまのりばかま)、スカート状の形の行灯袴(あんどんばかま)、ズボン状で足首部分が細い野袴、裁付袴(たっつけばかま)などがある。
 現在でも冠婚葬祭の場や、剣道、弓道などの武道で用いられる。
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