NIPPON Kichi - 日本吉

2008/9/9

神戸岩 Kanoto-iwa 

Jp


 東京都檜原村に流れる北秋川の支流、神戸川の上流に部分的に発達した渓谷。その渓谷に聳える、沢を挟んで左右対になった大岩壁が神戸岩(かのといわ)である。
 その高さは約100m、幅は140mにも達する大きさで、元は一枚の岩であったといわれる。それがある時、大きな地殻変動によって二つに割れ、現在のような形になったと推測されている。
 左右の岩壁の隙間は、最も狭いところでわずか4mほどしかなく、まるで洞窟のような神秘的な光景を生み出している。
 その岩壁の岩伝いに歩道も通っており、また、右側の岩はくりぬかれてトンネルも整備されていて反対側に抜けることもできるようになっているため、大岩壁の持つ圧倒的な迫力を間近に感じることができる。
 この岩は大岳山の麓にある大嶽神社の入り口ともされており、それ故に神戸と呼ばれている。
 確かにこれだけ大きく、神秘的なものを生み出せるのは、自然をおいて神様しかいないかもしれない。

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住所
190-0203 東京都西多摩郡檜原村神戸
名前
神戸岩


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