NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/8/24


熊野奥照神社 Kumano-okuteru-jinja 

Jp

 熊野奥照神社(くまのおくてるじんじゃ)は、当初、現在の津軽半島の小泊にあたる奥尾崎に立てられたらが、延暦七(788)年、後の弘前市となる扇野庄に移築された。
 大同二(807)年、坂上田村麻呂が、蝦夷征伐にあたり勝利を祈願した神社といわれている。
 現在の本殿は、慶長一八(1613)年に二代藩主・津軽信枚が再建した。
 簡素な造りではあるが、室町から鎌倉時代にかけての建築様式が随所に見られ、屋根の懸魚(げぎょ)や桁隠(けたかくし)の彫刻等には桃山時代と見られる珍しい建築様式も取り入れられるなど、幅広い年代の技を見ることができる。
 地方色が少ない点において資料的価値も高く、国重要文化財に指定されている。
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2007/1/12


江戸木目込人形 Edokimekomi-ningyou Edo Kimekomi Dolls

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 江戸木目込人形(えどきめこみにんぎょう)は、衣裳を胴体にきめこんで固定するのが特徴の、東京や埼玉で作られる人形である。
 京都上賀茂神社の雑掌(雑用をする人)が、神事に使う柳の木の箱の余った木片に刻み目をつけ、それに布を木目込んで作った「加茂人形」が、ルーツである。
 後に江戸に伝わり、やがて江戸木目込人形と呼ばれるようになった。幕末頃には江戸でも盛んに作られた。
 木目込人形とは、桐の粉をしょうふ糊で固めた桐塑(とうそ)で作った型に、筋彫りをし、そこに布地をきめ込んで(挟んで着付けて)作るものである。
 江戸木目込人形は、痩せ形で小味の利いたこまかい目鼻立ちが特徴であり、ぽっちゃり型の京都との違いが、また面白い。
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