NIPPON Kichi - 日本吉

2007/7/31

梅花祭 Baika-sai 

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 梅花祭(ばいかさい)は、古都京都にふさわしい、歴史と伝統のある北野天満宮の祭典。「梅花御供(ばいかのごく)」の神事、皇后陛下の御代拝が行われる。
 北野天満宮は天暦元(947)年、菅原道真公の御霊を鎮めるために創建された神社であるが、この祭りは御祭神道真公の祥月命日である二月二五日に行われるようになったのが始まりで、古くは「菜種御供(なたねのごく)」と呼ばれていた。
 ご祭神を「なだめる」という意味と菜種の語音が通じるということで菜種の花を供えていたものが、明治以降新暦の二月に行なわれるようになったことから梅の花を用いるようになり、次第に「梅花御供」と呼ばれるようになったという。今でも神職などは、冠に菜の花をつけてご奉仕を行う。
 当日は豊臣秀吉公が北野大茶湯を催したことに因んで「梅花祭野点大茶湯」が催され、花街から北野天満宮にゆかりの上七軒総出で執り行われる。野点茶席が設けられ、満開の梅の花とともに芸妓や女将が奉仕してくれるという優雅な催しである。

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住所
602-8386 京都府京都市上京区馬喰町
名前
北野天満宮
HP
http://www.kitanotenmangu.or.jp/




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