NIPPON Kichi - 日本吉

2008/8/26

醍醐寺 五重塔 Daigo-ji Gojuu-no-tou 

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 平成六(1994)年に世界文化遺産に登録された醍醐寺(だいごじ)は、真言宗醍醐寺派の総本山である。醍醐山の全山が寺の境内になっていて、山頂の上醍醐と山裾の下醍醐に分かれている。
 醍醐寺にある五重塔は下醍醐にあり、醍醐天皇の菩提を弔うために、一周忌に当たる承平元(931)年に計画された。朱雀天皇が起工し、村上天皇の天歴五(951)年に完成したといわれている。
 高さ三八メートルの五重塔は、創建当時から現存する京都最古の木造建造物である。三間五重塔婆で、木割が太く安定感があり、屋根にある相輪の大きさが特徴である。相輪は一八メートルあり、全体の高さの三分の一を占めている。
 塔の初層内部の壁画に両界曼陀羅を描く点に、密教寺院としての特色がみられる。この壁画は、平等院鳳凰堂の壁扉画と共に制作年代の明らかな壁画として、価値の高いものとされている。
 

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住所
601-1325 京都市伏見区醍醐東大路町22
名前
醍醐寺
電話
075-571-0002
email
daigoji@daigoji.or.jp
HP
http://www.daigoji.or.jp/index3.html




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